この世の理不尽さは自分の理不尽さ
本書は面白い。
この世界のあらゆる物事にある非対称性を可視化することで、自分の認識を変え、考え方を柔軟化して無理をしない生き方・在り方を考える本になっている。
本書の要点は簡単で、この世には無理があるけれど、それを認識して対応しないと自分が無理して消耗することになるという話。
本書の論点は考え方としては内向き、消極的なように思える。 たとえば現状で問題を認識して対応しようとしても、問題を認識していない上司に訴えかけても基本的には無駄で余計な労力が生じるといった論じ方だ。
外から気づかせようとするのでなく、相手の内面に訴えかけるべきという結論はそのとおりに思うが、本書はそうした内から気づかせる実践法にはとくに触れられていないので最後まで読んでもややしっくりしないところはあるかもしれない。
この世界の非対称な構造については図解入りで解説がわかりやすく、働き方やコミュニケーションに生かせるヒントがあるかもしれない。
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