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おそらく主張には賛否両論ある。だがとりあえずリーマンショックに当たった金融当局者の声としては重要

ガイトナー回顧録 ―金融危機の真相

 

 どうしてベアスターンズを救済し、リーマンは救わなかったのか。本書の要点はそこに尽きるだろう。

  著者はITバブルがはじけた後からリーマンショック後にいたるまで数々の金融行政の要職を歴任し、重要な位置に居続けた。 2003~2008年にニューヨーク連銀総裁、2009~2013年に財務長官と金融の回復・成長期とその後のバブル、その崩壊と世界的金融危機金融危機後の回復・成長期と重要な時期に金融行政の枢要にいたのだ。

 彼は決して自分が出身のゴールドマンサックスなど金融機関の便宜をはかって行動したのではなく、あくまで金融危機回避に徹したと主張する。

 むしろ彼にとってゴールドマン出身であったことは危機時に緊急的な金融行政措置をとるのに障碍にさえなったと言いたげだ。

 

 この著書に一定の自己弁護色があることは誰も否定できない。 だがそれでも金融行政の危機対応と適切な監督機能とは何かということについて本書は提供する素材多く、読み応えありだ。

 

ガイトナー回顧録 ―金融危機の真相


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